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現金はリスクがないか 荒川マガジン#01

こんにちは、東京円満相続税理士法人の荒川です。

日々業務で私がお話ししていることや考えていることを荒川マガジンとして不定期で発信していきます。

この記事を書いた人
円満相続税理士法人担当者

ここにプロフィール情報が入ります。

はじめに

第1回は、「現金はリスクがないか」です。

私は個人的に投資が好きで、財産の9割近くを投資信託等に投資しています。

生活に必要なお金および最低限確保すべき準備金以外をすべて投資に回しているイメージです。

※最低限確保すべき準備金とは、例えば、私は猫と一緒に住んでおり、仮に猫が急に手術が必要となった時に支払いが必要になるであろう金額などです。

「現金なら安全」は本当か?インフレ時代に考えたい財産の目減り

相続や生前対策のご相談を受けていると、「株や投資信託は怖い」、「やはり現金(銀行預金)で持っておくのが一番安心」というお話を伺うことがあります。

確かに、現金は価格が日々上下することはありません。株式のように相場が下落することもなく、預金通帳に記載された金額が突然減るわけでもありません。

そのため、現金は「リスクがない財産」と考えられがちです。しかし、インフレが続く環境では、この考え方には注意が必要です。

現金の金額は減らなくても、価値は下がる

インフレとは、物やサービスの価格が上がることをいいます。

たとえば、以前は100万円で買えたものが、物価上昇により将来120万円出さなければ買えなくなったとします。

この場合、手元の現金100万円は、通帳上は100万円のままです。金額自体は減っていません。

しかし、その100万円で買えるものは少なくなっています。

つまり、現金の「額面」は変わらなくても、現金の「実質的な価値」は目減りしていることになります。

これが、インフレ環境下における現金保有の大きなリスクです。

まとめ

すぐに使える現金を確保しておくことは、生活の安心につながりますし、相続税の納税資金としても欠かせません。

しかし、インフレ環境下では、現金を持っているだけで実質的な価値が下がってしまう可能性があります。

通帳の残高が減っていなくても、同じ金額で買えるものが少なくなれば、財産は実質的に目減りしているといえます。

大切なのは、現金を否定することではありません。

現金のメリットを活かしながら、財産全体をどのように守り、どのように次世代へ承継していくかを考えることです。

「使うお金」「備えるお金」「残すお金」を整理し、それぞれに合った形で保有することが、これからの相続・資産承継対策では重要になります。

※投資はリスクを理解し、自らの責任で投資を行ってください。あくまで生活費等に必要なお金を確保し、余剰資金を基に投資するように心がけてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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