文学部大学生が税理士試験に挑戦! 私の合格体験記(藤井謙介) |東京・大阪・名古屋・大宮の相続専門・円満相続税理士法人

皆さんこんにちは!税理士の藤井謙介です。

「文学部でも税理士試験に合格できるの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

私自身、文学部出身で、簿記や会計の知識はほぼゼロからのスタートでした。

周りに比べて不安もありましたが、試行錯誤を重ねながら勉強を続け、最終的に税理士試験に合格することができました。

こちらのブログでは、実際に私が行った勉強法や、つまずいたポイント、工夫したことまで、リアルな体験をもとにわかりやすく解説します。

税理士受験生や、これから税理士試験に挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

税理士を目指したきっかけ

私は英語の教員を目指して大学では英語を専攻していました。

教職課程も履修していましたが、直感で「何か違う」と感じてしまい教員になることはやめました。

特になりたい職業もなく、漠然と大学生活を送っていました。

とりあえず、就職活動の武器になればと思い簿記の資格を取得することにしました。

簿記の勉強が意外と面白かったのと、予備校講師の勧めもあり税理士試験の受験を検討しました。

特にやりたい仕事もなく、当時は大学2年生で時間もあったので簿記の延長線上にあるものぐらいの認識で税理士試験の受験を始めました。

こんなことをお伝えすると反感を買ってしまうかもしれませんが、税理士になりたいと思って受験を始めたわけではなく、流れに身を任せていたら受験を始めることになったぐらいの温度感でした。

のちに、その程度の覚悟で受けるような試験ではないことを思い知らされます…

選択科目と受験歴

私の合格科目は、簿記論・財務諸表論・法人税法・消費税法・相続税法です。

相続税法を除き、一発で合格しました!

受験歴

・1年目
受験科目:簿記論 財務諸表論
合格科目:簿記論 財務諸表論

・2年目
受験科目:法人税法
合格科目:法人税法

・3年目
受験科目:事業税
合格科目:なし

・4年目
受験科目:消費税法
合格科目:消費税法

・5年目
受験科目:相続税法
合格科目:なし

・6年目
受験科目:相続税法
合格科目:相続税法→官報合格

選択理由

税法科目は実務で生かせる科目を選択しました。

法人税法の自己採点結果が良くなかったことから、法人税の勉強を継続しながら類似している事業税を選択したことがあります。

事業税を選択して思ったことは、ミニ税法はなかなか難しいということです。

学習範囲が少ないため、比較的容易に合格レベルに到達できます。

ただ、ライバルたちも合格レベルに到達しているため、1つのミスが命取りです。

勉強するのは大変ですが、安定して点数を稼げれば合格できる学習量が多い科目のほうが合格しやすいように思います。

意識していた勉強方法

勉強しているとどの受験生も悩むことがあると思います。

勉強しているのに、上位に食い込めない…

私は、予備校講師に相談したり、合格体験記を参考にほかの人の勉強方法を真似していました。

取り入れてよかったと思うものを理論と計算それぞれご紹介いたします!

理論

絶対に書いて覚えないこと

理論暗記には苦しめられると思います。

もれなく私もその一人でした。

理論暗記で意識していたことは絶対に書いて覚えないことです。

書かないと覚えられない状態になるのが怖かったからです。

通勤通学の電車の中や隙間時間を見つけて理論暗記を行っていました。

書いて覚える方法は勉強場所を選ぶので、電車の中ではできません。

本試験までにどれだけ反復できたかが勝負の理論暗記で勉強場所が制限されるのは致命的です。

なので、書かずに読んで覚えることを徹底していました。

ある程度、暗記できたらスマホに録音して音で覚える方法もおすすめです!

直前期は理論サイクル表を作成する

理論暗記はどれだけ反復できたかが勝負かと思います。

反復するためのスケジュール管理として、理論サイクル表を作成していました。

どなたかの合格体験記を参考に作成し、暗記サイクルはエビングハウスの忘却曲線を参考に暗記日を設定していました。

人は復習しないとすぐに忘れてしまうという法則です。

翌日・2日後・3日後・4日後と暗記のタイミングを設定し、定着を図っていました。

この理論サイクル表を作成してから、理論暗記が効率的に進みました。

どの理論を暗記すればいいか一目でわかるのでかなり便利です!

計算

模試の復習を丁寧にやること

ミスの原因は大きく二つに分けられます。

①知識不足によるミス

②解き方に問題があることによるミス

知識不足によるミスは、テキストに戻るしかありません。

関連論点も含めて復習し、次回は回答できるように個別問題を解きなおします。

復習してから1週間後に個別問題を再度解きなおすようにしていました。

解き方に問題があることによるミスは、テキストに戻る必要はありません。

社会人になってからは効率よく勉強していくことがかなり重要です。

知識があるのにテキストに戻るのは時間の無駄です!

私は問題用紙を見直すようにしていました。

メモ書きの場所は適切か?問題の読み取りが良くなかったのか?

そんなところを見直すようにしていました。

これは実際に作成した間違えノートで、メモの書き方を改善した内容です。

悩んだ問題に印をつけること

間違えた問題は×がつくので復習漏れは起きません。

ただ、悩みながら解いて正解してしまった問題もあると思います。

これが一番危険です。

正解しているので復習から漏れてしまいがちです。

定着が不十分であるため、次回解いたときや、似たような論点の変化球には対応できない可能性が高いです。

そのため、悩みながら解いた問題には、問題用紙に印をつけて正解したとしても復習するようにしていました。

印象深い科目やエピソード

最も印象深い科目は法人税法です。

初めての税法科目ということもありますが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響がありました。

緊急事態宣言により講義はすべてオンライン配信に変更され、自習室は閉鎖されました。

私は、自習室で勉強し自宅で休むことでメリハリをつけながら勉強していました。

自習室の閉鎖により勉強のペースが完全に崩れてしまいました。

そのような状況で、直前模試の結果も悪く、「記念受験になるだろうな」という状態でした。

そもそも税理士試験が行われるのかという問題もありました。

何とか税理士試験は実施されましたが、自己採点結果は散々なものとなりました。

そしたら、まさかの合格でかなり驚いたのを覚えています。

円満相続税理士法人へ入社した理由

私は大学卒業後、会計事務所に就職しました。

中小企業の税務顧問や確定申告業務をメインに一般的な会計事務所の業務を担当していました。

様々な業種の顧問先を担当しましたが、法人実務になかなかやりがいを感じることができませんでした。

そんな中、弊社代表の橘が講師を務める円満相続塾を受講しました。

相続業務に対する思いに共感し、次第に会社の一員になりたいと思うようになりました。

業務レベルについていけるか不安もありましたが、思い切って資産税業務へ挑戦してみようと思い応募しました。

現在は、財産評価や申告書の作成、生前対策業務など業務を幅広く経験しています。

税理士試験では勉強しないことも必要になってくるので勉強の毎日ですが、少しずつできることも増えてきてやりがいを感じています。

特に最終面談で納品ファイルをお渡しするときは、感謝の言葉を直接いただけるのでとてもやりがいを感じます。

税理士受験生へメッセージ

税理士試験はつらい道のりが続く試験だと思います。

仕事や学業との両立は大変ですし、難易度の高さかから途中であきらめる方も少なくありません。

税理士試験の勉強は、いかに継続できるかが重要だと思います。

勉強時間が取れないときでも、理論を1題だけやる日があってもいいので継続していれば必ず道が開けます。

このブログが受験生の皆さんのお役に立てたらうれしく思います。

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