税理士・公認会計士
入社1年目
前職以上の給与になるよう補助があります。資産税の経験がある場合は全額補助、資産税の経験がない場合は最高200万円まで補助します。
入社2年目以降
基礎年棒500万+業績賞与
自己が責任者となった案件に係る売上の30%~50%から、基礎年棒500万を控除した金額を、業績賞与として付与します。
【例】担当売上6000万 帰属率40%だった場合
・業績賞与:6000万×40%-500万=1900万
・年収額面:500万+1900万=2400万
【例】担当売上1000万 帰属率40%だった場合
・業績賞与:1000万×40%-500万=-100万 ∴業績賞与なし
・年収額面:500万+0円=500万
資産税スタッフ
税理士の仕事をサポートする資産税スタッフの給与待遇は、等級に応じて決められます。
等級は10級~1級まであり、それぞれの年収は下記の通りです。
資産税スタッフの等級は、技術力、知識力、振舞力の3軸で決定します。
等級は年2回(6月1日と12月1日)に改訂されます。
技術力
技術力は、作業力と言い換えることができます。
任された作業(主に財産評価)について、丁寧に、かつ、期限通りに仕上げることができる能力を指します。
具体的には、あなたが行った全ての作業について、チェックを担当する税理士が、正確性の採点を行います。その半年間の平均点と、期限の守り具合に応じて、等級が決定されます。
会計事務所経験の長い方や、相続税申告実務の経験者にとっては、クリアしやすい基準と言えます。
知識力
年に2回(4月と10月)、社内テストを実施します。
範囲は主に、相続税と財産評価を中心に、準確定申告や相続手続きなど、業務を行う上で必要な知識です。獲得した点数に応じて、等級を決定します。
また、9級になるにはFP3級に、6級になるにはAFP・FP2級に、2級になるには税理士試験相続税法か、CFP・FP1級(相続・事業承継及びタックスプランニングの2科目)に合格することを要件とします。※上記試験に合格していなくても、同等の知識があると判断した場合には、資格要件を免除する可能性があります。
税理士受験生や、FP合格者にとっては、クリアしやすい基準と言えます。
振舞力(ふるまいりょく)
振舞力とは、責任者税理士が最大限の力を発揮できるよう、気配り心配りができる力を指します。
具体的には、年に2回(4月と10月)に、全ての責任者税理士に、資産税スタッフの日頃の勤務態度等についてアンケートを実施します。その結果に応じて等級を決定します。
社会人として、社会通念上の常識があり、コミュニケーションが取れる方であれば、当該基準は問題なくクリアできると言えます。
無断欠勤や遅刻、挨拶ができない、業務時間中に昼寝をする、タメ息を頻繁につく、悪態をつく、セクハラ・パワハラをするなどの行為がなければ大丈夫です。
入社時の等級
採用面接時に相続に纏わる知識テストを実施します。
テストの点数と、これまでの経験に応じて、仮の等級を決定します。
その後、入社から5ヶ月を経過した時点で、もう一度テストを行い、その結果と、5ヶ月間の技術力と振舞力を勘案し、正式な等級を決定します。
内容によっては大幅な昇進の可能性もありますが、仮の等級から下がる可能性もあります。
10級~9級に期待すること
まずは仕事に慣れることと、先輩スタッフの業務負担を少しでも減らすことがミッションです。
新しいことにチャレンジしたい気持ちも大切ですが、まずはしっかりと基礎を固めていきましょう。
『どうすれば先輩方の負担を減らすことができるだろうか?』と考えながら仕事をすると、自ずと気配り力が伸びていきます。
そういった方は、将来、税理士になった時や、上級スタッフになった時に、非常に多くの人から支持される存在になれるはずです。
8級~6級に期待すること
ずばり、円満相続税理士法人の作業の柱になってもらうことです。
主に、土地評価、申告書作成といった、私達の仕事の根幹を担う仕事です。
もちろん、全ての作業に税理士のチェックが入りますが、プロ意識をもって仕事に従事してもらいます。
これまで学んできた相続税の知識がフル活用されますよ。
5級~2級に期待すること
5級から2級は、作業の柱と後輩育成を担ってもらいます。
具体的には、他のスタッフが仕上げた業務について、QC(クォーターチェック)というものをやってもらいます。
QCは、税理士によるチェックの前に行うチェックで、将来的に正式なチェックを担当できる能力を養うために行うものです。
自分の成長だけでなく、後輩の成長にも寄与できる人材になってもらいます。
1級に期待すること
正式なチェックを行ってもらいます。
私達の仕事はミスが許されません。
資産税スタッフが行った作業について、1級スタッフが正式なチェックを行います(なお、最終的には責任者税理士のチェックも入ります)。
責任の重い仕事になりますので、相応の能力が求められます。