表参道相続専門税理士事務所

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【実録】20代で税理士試験に官報合格し、独立開業するまでの道のり

 

私は、小学5年まで千葉県の野田市で育ち、そこから社会人になるまで横浜市の青葉区で育ちました。

 

中学2年の時にグリーン・デイのマイノリティという曲を聴き、衝撃を受け、ギターを始めます。

 

将来はバンドを組んで、メジャーデビューをし、日本武道館でライブをすることが夢でした。

 

神奈川県立荏田高校に入学

バンドをしていた頃

バンド名は「レクシー」
うちで飼っていた犬の名前です

 

高校に入学し、念願のバンドを結成します。

 

 

とにかく楽しかった高校時代。

 

原付免許をとり、

ことあるごとに鎌倉の海に遊びに行っていました。

 

 

楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、遊びほうけたまま高校3年生になります。

 

周りの友達は進路を決め始めているなか、私は何も決めていませんでした。

 

「よし!プロのギタリストになるには専門学校だ!見学にいってこよう!」

 

都内某所にある音楽の専門学校に見学にいきました。

 

そこで現実を思い知らされます。

 

 

そこにいたのは私よりギターが何倍もうまい中学3年生たちでした。

 

「え・・・俺より全然うまいじゃん・・・しかも中3て・・・・」

 

メジャーデビューの夢は木端微塵に打ち砕かれました。

 

 

 

 

私は途方にくれました。

 

「この先どうやって生きていこうかな・・・」

 

 

そんな時に、私の友達がかけてくれた言葉が私の人生を変えてくれます。

 

 

 

 

 

 

「慶太!良い大学に入ると女の子からモテモテらしいぞ!」

 

 

 

その一言で大学進学を決意します。目指せ良い大学!!

 

しかし、その時すでに高校3年の5月。

さらに高校での学力テストは学年で下から2番目でした。

(後日、学年で一番下の生徒はテストを受けていなかったことが判明します)

 

 

「今から受験勉強初めても間に合うか・・・?でも、決めたことはやるしかねぇー!!!」

 

 

予備校に入り、一心不乱に勉強をしました。

何かに本気で取り組んだのは初めての経験でした。

 

 

 

 

しかし残念ながら、志望校には合格できませんでした。

人生初めての挫折を味わいます。

 

全ての合格発表が終わり進学先が決まりました。

 

志望校にいけず、とてもとても悔しい気持ちでした。

悔しくて悔しくて泣きました。

 

 

 

退会手続きをするため予備校に行き、手続きで待たされているとき、

ふと、本棚に第一志望だった大学の過去問題(赤本)があることに気が付きました。

 

 

赤本を手に取り、過去の合格者の声を見てみると、

 

「私は高校1年のころに英単語の勉強をし、高校2年のときには文法を・・・・」

 

合格している人たちは、自分が遊びほうけていた高校1年のころからコツコツ勉強をしていました。

そしてその文章を見たとき、強烈に痛感しました。

 

「あぁ。コツコツやってきている人には絶対に勝てないんだ・・・・」

「俺も高校1年の時からコツコツ努力してれば、きっと違う結果になったんじゃないか・・・」

 

 

 

 

 

しかし、その時に逆転の発想が起こります!!

 

 

 

 

あれ?待てよ。

ということは、大学1年のときからコツコツ努力すれば、俺は何者にでもなれるのでは?

 

よし!大学では1年のときから勉強頑張ろう!!

同じ失敗は二度としないぞ、こんちくしょーー!!

 

 

大学受験での失敗が私を大きく変えてくれました。

簿記との出会い

電卓の画像

電卓との出会い

大学入学後、一つの目標として資格を取ろうと考えます。

 

弁護士、会計士、司法書士、税理士・・・・

 

世の中にはたくさんの資格があります。

 

「さて、何にしようかな・・・」

 

一つに絞り切れていない中、大学の授業で初めて簿記と出会います。

 

祖父も父も商売をやっていたためか、不思議と簿記の内容は頭にどんどん入ってきます。

 

「この問題が解けた奴から帰っていいぞー」会計学の教授がそう言い、みな一斉に問題を解きます。

 

私は断トツで一番早く解き終わり教室を後にしました。

 

その時、確信します。

 

「あ、俺、簿記の才能ある!なるなら会計士か税理士だ!」

 

確信したあと、すぐに頭によぎったのが、

 

「あれ?そもそも会計士と税理士って何が違うんだ・・・・?」 という疑問です。

 

資格の本を買って調べてみると、次のようなことが書かれていました。

 

公認会計士は、上場企業の決算書に不正がないかチェックする「監査」という仕事ができる資格。

税理士は、上場企業から中小企業、さらに個人に至るまで、税金のことなら何でもできる資格。

 

公認会計士になれば税理士の資格もとれるので、一見、会計士の方が上に思われがちですが、勉強することがまったく異なるので、税金という土俵では税理士の方が圧倒的に力が強いということも本に書いてありました。

(ちなみに平成29年4月から公認会計士に無条件で税理士資格は与えられなくなります)

 

 

いずれも難関国家試験であることに変わりませんが、25歳以下で会計士試験に合格する人は、毎年500人以上いますが、25歳以下で税理士試験に合格する人は、毎年70人もおらず、若い税理士はとても貴重な存在とのことでした。

 

当時の大学生は会計士を目指す生徒の方が圧倒的に多く、税理士を目指す生徒は少数派でした。

 

しかし、私は昔からマイノリティ(少数派)が大好きです。

 

みんなが目指す会計士になってもおもしろくない!

少数派の税理士になろう!!

 

こうして税理士を目指し始めました。

怒涛の快進撃と挫折

橘の大学時代

大学時代

 

一度決めたことはストイックにやり抜くタイプです。

 

大学1年の6月に簿記三級合格

大学1年の11月に簿記二級合格

大学2年の6月に簿記一級に合格しました。

 

 

簿記検定には順調に合格できましたが、このころ、周りの友人達はアルバイトをして貯めたお金で旅行に行ったり、たくさん飲み会をしていて、とても羨ましかったです・・・。

 

私はアルバイトは殆どせず、朝から晩まで狂ったように電卓を叩き続けました。

 

「一度決めたことはやる!」そう決めて税理士試験に挑みます。

 

税理士試験は、11科目の中から5科目を選択し、全てに合格しなければいけません。

ちなみに1つの科目ごとの合格率は10%~15%で、1年に1回しか試験はありません。

(5科目合格するまで平均で6~7年と言わています)

 

大学3年の税理士試験では、簿記論・財務諸表論・固定資産税を受験し、簿記論と財務諸表論に合格します。

 

順調な幸先を切ったかのように思えました。

 

 

しかし、人生そう上手くはいきません。

大学4年の税理士試験では、法人税と固定資産税を受験し、全滅します。

 

この時の挫折が人生で一番大きかったです。

 

華の大学生活を全て勉強に費やしたのに、結果を出せなかったことは本当に悔しかったです。

大原町田校の屋上で号泣しました。

 

 

そしてさらに、最悪なことが起こります。

税理士試験の勉強にのめりこみ過ぎたために、大学の単位を落とし留年してしまいます。

 

「いつもギリギリで生きていたいから」と言い、単位を最低限しかとっていなかったため、ギリギリアウトで1年間の留年が決まってしまいます。(馬鹿としかいいようがありません)

日本一になった大学5年生

全国1位をとったときの模試

全国1位をとった時の模試

色々な意味での悔しさをバネに税理士試験に没頭します。

 

この時が一番勉強しました。

朝の8時から夜の10時までひたすら勉強しました。

自分の部屋でテレビが見れないように、ガムテープでテレビをぐるぐる巻きにしました。

 

 

 

その成果もあり、本番直前の全国で行う模試では、法人税で全国1位の成績をとることができました。(消費税は初受験で全国10位)

 

その夏の受験で、無事に法人税・消費税に合格します。これで4科目!

 

留年したことを言わなければ、「大学在学中に4科目合格した凄い人」と思われますが、実際は留年していますので、ウソではないですが、少し誇張された表現となっております(^_^)

 

そして就職活動をはじめます。

税理士法人山田&パートナーズへ入社

橘の新人時代

新人時代

今でこそ、相続税専門の税理士になりましたが、初めは相続税をやりたいなんて全く考えていませんでした。

 

法人税と消費税をたくさん勉強してきたので、上場企業の法人税のコンサルタントになりたいと思い、面接でもそのように伝えていました。

 

 

しかしその中で、税理士法人山田&パートナーズでの面接が私の人生を大きく変えてくれました。

 

私が面接で、法人税に強い税理士になりたいと伝えると、女性の役員が私に対してこう言いました。

 

「あなた、まだ相続税を勉強したことないですよね?全ての税金を勉強する前から自分の道を決めるのは早すぎます。全ての税金を学んだ上で自分の進む道を選びなさい」

 

その言葉が胸に響きました。

ありがたいことに内定をいただき、山田&パートナーズに入社することを決めました。

 

そして配属された部署は、相続税が非常に強い部署でした。

 

まったく勉強したことのない相続税。

生前贈与ってなんですか?という状態からスタートしました。

 

わからないことだらけの中、相続税を死に物狂いで勉強しました。

 

そして社会人1年目の税理士試験で固定資産税に合格し、23歳で5科目合格することができました。

 

 

相続漬けの日々

相続税セミナーの写真

セミナー講師を年間130回していた頃
200人以上の前でも緊張しなくなりました

くる日もくる日も相続税の申告書を作りました。

 

税理士法人山田&パートナーズは、相続税という分野では、間違いなく日本一の実績を誇る老舗税理士法人です。

 

多い年は一年間で32件の申告書の作成を担当しました。

 

入社して丸2年が経過し、晴れて税理士登録を果たします。

(税理士は2年間の実務経験がないと登録できないのです)

 

 

税理士登録をしてからは、自分が窓口となり、お客様に報告をしたり、一緒に遺産分割の内容を考えるようになりました。

 

とても仲の良いご家族もいれば、揉めに揉めてにっちもさっちもいかないご家族、とてつもなく広大な土地をもつ地主さん、一部上場企業の創業者、誰しもが知る芸能人・・・

 

本当に多くのご家族の相続に立ち会わせいただきました。

 

これまで通算150件以上の申告書を作成してきましたが、その中でも、最も印象に残っている案件があります。

それは、とある家族のお話です。

桜の画像

桜の綺麗な時期でした

桜の舞う、ある春の日

 

相続税申告の作成のご依頼をいただきました。

 

父母娘2人の4人家族で、この度、お父様がお亡くなりになってしまったとのことでした。

 

 

 

四十九日も終えられて、気持ちに一つの区切りがついたのか、3人は割と明るく、今後のことについて前向きに決めていこうという気持ちになられていました。

 

「橘さん、相続税をお得にするにはどうしたらいいかしら?」 お母様がそう言います。

 

「そうですね~ 二次相続(お母様が亡くなってしまうこと)の税金のことだけを考えれば、お母様が生活に必要な分を相続して、その他の財産は娘さんたちが相続するのが得策かもしれませんね」 

 

と私が答えます。

 

母「えー!これからたくさん旅行にもいきたいから、たくさん相続したいと思ってるのよー」

 

私「なるほど、そうですか!お母様はとてもお元気なので、たくさん相続してたくさん使っていただくのが一番税金少なくなるのでいいと思いますよ!」

 

そのようなやり取りをしていました。

 

 

資料を集めていただいたり、財産の評価をしているうちに季節は梅雨になりました。

 

そんなある日、会社に一本の電話がかかってきます。

娘さんからの電話です。

 

「母が風邪をひいて入院することになりました。遺産分割についてはちょっと待っていただけますか?」

 

申告期限までは十分に時間があるので、まったく問題ありませんでした。

 

そこから時は経ち、夏の暑い日、また娘さんから電話がありました。

 

 

「実は、母の容態が非常に悪く、もうもたないかもしれません。母が橘さんに会いたがっていますので、病院にきていただくことはできますか?」

 

とてもショックでした。

少し前まで元気いっぱいだったお母様が、もうもたない状態にまでなってしまっている・・・。

 

私は急いで病院に行きました。

 

そこには、非常に衰弱したお母様がいらっしゃいました。

点滴につながれ、ベットに横たわるお母様は、春にお会いした時からは別人のように感じました。

 

お母様はとても弱々しい声で、私にこう質問しました。

 

母「橘さん、もし私の命がもう数日しかないとしたら、娘達に一番多く財産を残す方法は何ですか?」

 

私「それは・・・。お母様が、ご主人様の財産を1円も相続しないことです」

 

母「そう。それでは遺産分割協議書はその通り作ってください」

 

 

そこから急いで分割協議書を作り、病院で家族全員の署名と印鑑をいただき、ご主人様の遺産分割が終わりました。

 

その後、しばらくしてお母様も息を引き取られました。

 

この経験から学んだこと

 

税理士として、このようなことを言うのはおかしいかもしれませんが、税金なんて、しょせん、税金に過ぎないと思います。

 

税金が少なければ、確かにお得な気分は味わえますし、良いかもしれません。

 

ただ、そのようなことよりも、最後の最後まで家族のことを想い、自分が死んでしまっても人の幸せを願える生き方は、本当に素敵だなと思いました。

 

また、人の死というものはいつ起こるかは誰にもわかりません。

 

「自分はまだ死なないから対策しなくていいやー」という姿勢は、本当に自分が死んでしまう間際に後悔することになるでしょう。

 

 

「相続」という仕事は、その人の一生の集大成に関わらせていただく仕事です。

 

生半可な覚悟で引き受けていい仕事ではないと学びました。

 

そこから、仕事に取り組む姿勢が大きく変わりました。

 

 

 

多くの方に支えられて独立開業

退職した時の写真

大好きだった山田&パートナーズ

平成28年12月をもって、6年間勤めた税理士法人山田&パートナーズを退職しました。

 

 

 

最後の最後まで温かく送り出してくれた上司や、同僚、後輩たちに本当に感謝しています。

 

 

 

 

 

「相続税だけで税理士事務所を経営する」というのは、普通では考えられない選択だと言われます。

 

しかし、その選択が少数派であったとしても、私は自分の決めた道は貫き通すことを決めています。

 

ゆくゆくは日本一の相続専門税理士事務所を創り上げることができると確信しています。

 

まだまだ学ぶべきこと経験すべきことがたくさんある若輩者ですが、是非、今後とも表参道グループを温かく応援していただければ幸いです。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

 

税理士 橘 慶太

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